今日のyahooニュースに
【メガバンクから消える「固定金利」 格下げで増す住宅ローンの危険度】という記事がありました

住宅ローンのメイン商品だった「固定金利型」が
メガバンクから無くなりそうになっているというお話

メガバンクの変動金利が1%を切る水準まで下がって、
「変動型」を選ぶ人の割合が増えたからだとか。
う~ん・・・目先の金利で安易な選択をするのは危険だと思うんですが・・・

というわけで、今回はお金の話

住宅ローンの金利について少し。
住宅ローンには基本となる金利水準が二つあります。
①長期プライムレート ②短期プライムレート融資期間が1年を超える貸出に適用されるレートで、
長期国債の利回り変動にほぼ連動するような形で
その都度決定されているのが長プラ。
短プラは融資期間1年以内の融資に適用される金利で
(短期の企業向け優遇金利)銀行ごとに決まっています。
住宅ローンは本来長期貸付に該当するので長プラを適用させるはずですが、
多くの銀行は公定歩合だけに連動していた従来のものよりも、
市場金利の状況に対応する性質が強くなっている
「新短期プライムレート」を元に住宅ローンの融資金利を設定しているのが実状です。
その新短プラに1%上乗せしたものが、住宅ローンの変動金利になります。
さてさて。。。
今の金利水準を当たり前のように感じている方も多いかもしれませんが、
冷静に過去の金利動向をみると、3年で3%も金利が上昇した時期もあったりします

住宅ローンは慎重に選ばないといけませんね